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2013年9月13日金曜日

ソーシャルメディアこそ、クーポンスパイラルから抜け出す唯一の方法

前回の記事ではソーシャルメディアは集客ツールではなく、あくまでコミュニケーションツールであり、ソーシャルメディアで築いていったファンとの関係性の結果として「来店がある」ということをお伝えしました。

その記事はこちら

今日はお店にお客様のコミュニティを持つことのメリットについてお伝えします。


■コミュニティはファンの集まり、ファンとは常連さんのこと
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コミュニティというと、なんだかすかした感じですが、要は常連さんの集まりです。

常連さんってすっごいありがたいですよね?

どんなに天気が悪かったりしてもフラっと表れて飲んでいってくれたり、どんなに閑散期でも友だちを連れて飲みに来てくれたり。

お店の売上げの何割かを安定させてくれているのは間違いなく常連さんです。

この常連さんって、つまりはお店のファンなんです。
ファンと言うのは損得関係なく尽くしてくれます。

好きな推しメンに投票するために、AKBの新曲CDを何枚も買ってくれる熱狂的なあのとファンと同じです。

料理がどれだけ安いとか、ドリンクがどれだけ安いかとかじゃなく、そんなの抜きにして「お前んとこに来たいんだよ!」っていう熱狂的なファンを、どれだけお店で持っていられるか。これが結果的には安定的な売上げになり経営が成り立っていくのです。


■安けりゃいいという、クーポンスパイラル発生の元凶
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新規のお客様を集客するための方法として定番なのが、クーポンサイトに掲載することですね。

クーポンサイトなどで来店されたお客様の傾向はどうでしょう?

マイボイスコム株式会社が実施した「クーポン利用」に関してのインターネット調査のデータがありました。(2013年2月〜5月に回答)


クーポン利用者の41.3%は、「店や商品の利用・購入前に、クーポンがあるかどうかを調べることが多い」と回答しています。女性20・30代で5割と多く、クーポン画面を提示することが多い人でも多くみられます。「同じものなら、なるべくクーポンが使える店や商品を利用・購入する」(39.0%)も女性の方が男性より多くなっています。「クーポンがきっかけで、普段は買わない店に行ったり、商品を購入することがある」「クーポンが利用できる店や商品を探し、その中から利用・購入するものを決めることが多い」は各2割です。

ニュアンス的に物販でのクーポン利用を想定して回答している人が多いような感じですが、飲食でのクーポンに対するイメージもそう違いはないはずです。

40%の人が、安く安く利用(購入)したいという意識であるということが分かります。

僕も経験がありますが、クーポンサイトを見る人の感覚と言うのは「いかに安く飲むか」です。
一番の印象に残るのは「どれぐらい安く楽しめたか」。これです。そのあとにお店のお料理や、ドリンクの印象が残っていればいい程度です。

そして次の来店にもクーポンを使う。

クーポンスパイラル発動です!

厳しいようですが、そんなもんです。

価格競争に入り込んでしまってはその時点で終了です。お店の価値も何もなくなり疲弊していくだけです。


■だからこそお店それぞれでファンのコミュニティを持つことが重要
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これからの飲食業界はますますこの「コミュニティ」を持つかがカギになります。

自分のお店を好きな人たちが毎日のように溢れている。

その光景こそがお店の理想の形ですよね。

今はクーポンという安売りの売り出し方ではなくて、お店そのものの良さや雰囲気を発信することが出来ます。

それがソーシャルメディアです。

これまではクーポンサイト以外にお客様とつながる方法は「口コミ」ぐらいで、なかなか安売りから逃れられない現状でした。

それがここに来て、やっとクーポンとは違う切り口でお客様とつながることが出来るソーシャルメディアというツールが登場したんです!

やっとクーポンスパイラルから抜け出す方法を手にしたんです。使わない理由はありません。それぞれのお店がそれぞれの良さや雰囲気を発信して知ってもらうべき人に知ってもらいつながっていけばいいんです。

そのつながりはきっと近い将来、お店の大きな大きな財産になっていくはずです。


2013年9月11日水曜日

伝説の店長って誰のこと?飲食店がソーシャルメディアを活用していくべきと確信した揺るぎのないエピソード

僕は現在飲食店をメインに、常連さんが集うコミュニティを生み出すためのソーシャルメディア活用のアドバイスをしています。

これからの時代は間違いなくソーシャルメディアをいかに活用していくかで、今後の飲食業界の大きな差になっていくのは明確です。

ではなぜ僕がそのような考えに至ったのか?そのきっかけになった出来事を伝えたいと思います。


■ありえないチャンスの到来
3年前、僕は新入社員として直販事業の営業を担当していました。初めての営業に最初は戸惑いながらも、「工藤くんだからこそ買うよ」と言ってくれるお客さんとの出会いにとてもエキサイティングな日々を過ごしていました。

そんなある日、新規事業として1年半の期間限定のスイーツ店を出店するという話が舞い込んできました。

スタッフ内で、誰が店長をするかという話になり、こんなチャンス絶対ないと思った僕は自分から立候補しました。もちろん、スイーツ店の経験はありません。でも、また新しいステージで成長できるチャンスだと感じたのです。

その僕の立候補に社長も快諾。それまでの頑張りを見ていてくれたのです。


そして、2009年7月25日 期間限定スイーツショップ「It`s Moo…(イッツモー)」がオープンしました。


■他店と差別化するために実践したこと

大学芋を使ったオリジナルのパフェや米粉を使った焼きドーナツなど、オリジナリティの高い、話題性のある商品を揃えたテイクアウト専門の小さいお店です。

そのお店を通して僕は徹底して実行していたことがあります。

それはお客様と積極的に交流すること。

誰でもできることをやっていては、他のチェーン店に負けるには決まっている。


「今日はどこから来たんですか~?」とか

「部活はなにやってるんすか?」とか


積極的にお客様に声がけをしました。


自分しかできないことを考えた末、たどり着いたのが接客

営業のときに培った、「君だから買う」という感覚をお店でも実践しようと考えたのです。お客様と積極的に交流することで、商品はもちろん、僕自身を覚えてもらうこと。それが唯一無二のうちのお店だけの魅力になる。

そのポイントを実行するうちに、常連のお客様がドンドン増えていきました。

■ブログでさらにお客様と交流する

さらにお客様との距離を近づけるのに大きな影響をもたらしたのが、店頭で実施していたメルマガ登録とブログです。


ケータイ端末をかざしてもらい会員登録をしてもらうシステムを導入したのです。そこで登録していうただいた方に定期的にメルマガを送ったり、毎日ブログを書いていました。

とくにブログは大きなきっかけになりました。更新すると通知が登録しているお客様に届くのです。

最初はなんのために忙しい時間を縫って更新しなきゃいけないのか、分かりませんでした。でも続けていくうちの確実のその効果は出てきたのです。

ブログにコメントがつくようになったり、実際にブログを見て来店してくれる人が表れるようになりました。

気づけば、会員はわずか半年で700人になり、1回キャンペーンのお知らせを流すと30人以上のお客様が来店してくれるようになりました。
僕は接客に、ブログという武器を手にいれたのです。



■やってきた約束のとき、目の前に広がった光景

それでも元々1年半という期限が決まっていたお店。ついに閉店のときがやってきました。

最終日には一日を通して100人以上のお客様が来店してくれました
閉店の30分前には30人ぐらい残っていたお客様で記念撮影をしました。

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その光景を見て、自分が実践してきたことが間違っていなかったんだなこれまでのことが報われた瞬間でした。

当時のお客様とは今でもたまに会って、この頃の話をして盛り上がっています。なかには僕の引っ越しの手伝いをしてくれる人も 笑

それぐらい、ここでのつながりが貴重な財産になりました。


■コミュニティを生み出すために、ソーシャルメディアを使う

たった2坪の小さなテイクアウトのスイーツショップが、わずか半年で700人以上のお客様にメルマガ会員になってもらい、最終日に100人以上が来店して閉店を惜しんだのです。

こんなお店あるでしょうか?

僕が徹底していたのは、接客で人柄を印象に残してもらい、会員登録とブログでお店から離れたお客様とも交流を図ったこと。

今ではブログはもちろん、FacebookTwitterYouTubeなどお客様と交流を図るツールはいくらでもあるし、各ツールのユーザーも多い。

ある意味チャンスに溢れた時代です。
こんな時代にソーシャルメディアを使わない理由がありません。

お客様に愛される唯一無二のコミュ二ティを持てているかどうか。

最大の財産になるお客様のコミュニティをつくるために、ソーシャルメディアを活用していきましょう。