ソーシャルメディアを運用しているとTwitterやFacebookなどにコメントがつくようになってきます。しかし、実際の現場ではあまり反応が出てこないということがよくあります。
ここで多くの担当者さんは「ホントにやっている意味あるのかな〜」とか「ネットでは反応があるのに実際には来店してくれないな〜」とモチベーションが下がりがちになります。
ソーシャルメディアで反応が出てるからこそ、現場での反応のなさに疑問を持って続けていく意味を見失ってしまうという現象です。
これは本当によくあることで、やはり現場で反応が出てこないと不安になるということも無理はありません。
果たして本当にお店への反応がないのでしょうか?
お客様は思っているよりもシャイです
ハッキリいうと、「Twitter見てます」とか「Facebook見てきました」なんて声をかけてくれるお客様はよっぽど社交性がある人で、そんな人はほとんどいないと思ってください!あなたが思っているよりも、お客様は声をかけるのに勇気がいるのです。こっそりお店には来ています
こればっかりは真実の確かめようはありませんが、確実にソーシャルメディアを通してお客様は来店されています。言わないだけなんです。来店後にコメントをくれる人もたまにいます。「この前2人で行きました」とか「カウンターで1人で堪能させていただきました」とか、その度に、「そのときに言ってよ!」と言いたくなる気持ちも十分分かります。お客様はあなたの知らないところでしっかり見ていますし、予期せぬときに来店してくれているものです。もし話しかけてくれたら120%の接客をしよう
それだけお客様は声をかけることに恥ずかしさを感じています。でもごくごくまれに声をかけてきてくれる方もいます。その方でもけっこうな勇気を振り絞って話しかけてきてくれたことでしょう。そのときはそんな相手の勇気に応えるよう120%の接客をしてください。ここで素っ気ない接客をしてしまうと、おそらく二度とそのお客様は来店されないでしょう。それは通常のお客様に比べ、ソーシャルメディアでの交流がある分、期待感いっぱいで話かけてきています。このドキドキ感はあなたが思う遥かに大きなものです。その期待を超えるような接客でやっぱりこのお店はいい!と思わせるようにしましょう。
ソーシャルメディア上で交流が活発になってくれば、確実にお客様の来店は促せています。お客様は恥ずかしいだけなのです。けれどそれでもやっぱり反応を直接感じたいという方には、次回、具体的にお客様の反応を感じることができる工夫をご紹介します。お楽しみに!