2014年7月9日水曜日

SNSではコメントがあるのに実際の来店がみられない!お客様はくるのか?こないのか?

ソーシャルメディアを運用しているとTwitterやFacebookなどにコメントがつくようになってきます。しかし、実際の現場ではあまり反応が出てこないということがよくあります。

ここで多くの担当者さんは「ホントにやっている意味あるのかな〜」とか「ネットでは反応があるのに実際には来店してくれないな〜」とモチベーションが下がりがちになります。

ソーシャルメディアで反応が出てるからこそ、現場での反応のなさに疑問を持って続けていく意味を見失ってしまうという現象です。

これは本当によくあることで、やはり現場で反応が出てこないと不安になるということも無理はありません。

果たして本当にお店への反応がないのでしょうか?



お客様は思っているよりもシャイです

ハッキリいうと、「Twitter見てます」とか「Facebook見てきました」なんて声をかけてくれるお客様はよっぽど社交性がある人で、そんな人はほとんどいないと思ってください!あなたが思っているよりも、お客様は声をかけるのに勇気がいるのです。



こっそりお店には来ています

こればっかりは真実の確かめようはありませんが、確実にソーシャルメディアを通してお客様は来店されています。言わないだけなんです。来店後にコメントをくれる人もたまにいます。「この前2人で行きました」とか「カウンターで1人で堪能させていただきました」とか、その度に、「そのときに言ってよ!」と言いたくなる気持ちも十分分かります。お客様はあなたの知らないところでしっかり見ていますし、予期せぬときに来店してくれているものです。



もし話しかけてくれたら120%の接客をしよう

それだけお客様は声をかけることに恥ずかしさを感じています。でもごくごくまれに声をかけてきてくれる方もいます。その方でもけっこうな勇気を振り絞って話しかけてきてくれたことでしょう。そのときはそんな相手の勇気に応えるよう120%の接客をしてください。ここで素っ気ない接客をしてしまうと、おそらく二度とそのお客様は来店されないでしょう。
それは通常のお客様に比べ、ソーシャルメディアでの交流がある分、期待感いっぱいで話かけてきています。このドキドキ感はあなたが思う遥かに大きなものです。その期待を超えるような接客でやっぱりこのお店はいい!と思わせるようにしましょう。


ソーシャルメディア上で交流が活発になってくれば、確実にお客様の来店は促せています。お客様は恥ずかしいだけなのです。けれどそれでもやっぱり反応を直接感じたいという方には、次回、具体的にお客様の反応を感じることができる工夫をご紹介します。お楽しみに!

2014年1月9日木曜日

閑散期はコレで乗り切れ!「ネタがない!」を解決して気持ちにも余裕を持てるSNS投稿テクニック

新しい年になり早くも1週間以上が過ぎました。

年末年始はクリスマスやお正月などのイベントも多く、FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアへ投稿する機会も多い時期でした。

運営側からするとネタも拾いやすく、投稿しやすい時期でした。

季節のイベント毎で投稿がしやすいときは、あなただけじゃなく世間一般的にみんなが投稿しやすいということです。

お正月、入学式、ゴールデンウィーク、お盆、クリスマス、などの時期は盛り上がって当たり前なのです。

そのようなネタが豊富な時期に投稿していることは大前提として、もっと重要なのは普段の営業時にどれだけ情報を発信することが出来るかです。

飲食店にとってはこれから1月末〜3月初旬にかけて閑散期になります。年末年始がどのお店も忙しかっただけに、これからの閑散期はかなり堪えます。耐えしのぐ時期に突入するのです。

多くの場合、こんな時期は黙っているだけではネタが少なく感じます。
お客様がなかなか来ない不安から、ソーシャルメディアでの発信もついつい滞りがちになるでしょう。

でもこの厳しい時期に考え方を切り替えて、どれだけ発信できるかが他店との差をつける大きなチャンスになります。

そんな厳しい時期に使える、投稿するネタを効率よく集め、更新をしていく方法をご紹介します。




■週2回、15分間、ネタを集める時間をつくりましょう

日々の投稿を毎日の営業の中に組み込むことができればそれが理想の形ではありますが、多くの担当者さんは通常業務も抱え忙しい中での更新になります。

そんなときはネタを探しはネタ探しの時間として別にするのです。

お店での変化を探して写真を撮影する時間を決まった日、決まった短時間に行うことがオススメです。

例えば、週の中でも落ち着いている傾向にある、火曜日と、週末後の日曜日のOPEN直前15分前に集中してネタ探しに取り組むなどしてみてください。

その短時間で10枚10個のネタを拾うことが出来れば、10日間分の投稿ネタのストックが出来ます。

それだけでも気持ち的な余裕が違いますよね。

あとは毎日写真に文を添えて投稿してあげる。Facebookであれば2日に1回でもかまいません。

日々のネタ探しと投稿に追われてしまうなら、その2つの作業を別々にしてしまうことで、作業の効率と精神的な余裕をつくりだすことが出来ます。

ぜひ実践してみてください。

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2014年1月8日水曜日

ソーシャルメディア時代に生き残るために飲食店に必要な3つの要素

あけましておめでとうございます。
コミュニティプロモーターの工藤です。

新しい年になりました。飲食店のみなさんは年末年始の繁忙期、お疲れさまでした。
大変な時期を乗り越えやっと落ち着いてきたところなのではないでしょうか?

さて、今年どういう目標でお店を運営をしていきますか?目標は立てましたか?

2013年、Facebookを始めとした、ソーシャルメディアは完全にインフラ化しました。

お正月の投稿もにぎわいを見せましたね。飲食店さんの投稿も年末年始営業の報告や、年初めの挨拶などの投稿をよく見かけました。

2014年はもっともっと私たちの生活にとけ込んだものになっていきます。

今年はYoutubeでの動画活用が活発になると言われていますが、ツールが変わるだけで本質は変わりません。

情報発信をするべきだと言うことです。


そこで私が考える飲食店にとってのこれからの重要な3つの要素をまとめました。


3つの要素とは

「情報発信」「接客」「コミュニティ」

です。


この3つの要素を満たした店舗運営ができるお店が今年から先、生き残っていくと確信しています。

それではそれぞれの要素についてご説明します。


1.情報発信

ビジネスを行なう上で、もはや必須とも言えるソーシャルメディアでの情報発信。これだけ情報が溢れている時代に、ただ待っているだけの状態がどれだけのリスクなのか理解していますか?

自分のお店の料理、雰囲気、そこで働く人、自信を持っていようといまいと発信しなければ誰の元にも届きません。

あなたのお店に興味を持って来店してくれそうな人に知ってもらうため、発信を続けましょう。その地道な声が確実の価値のあるものになって帰ってくるはずです。


2.接客

これは接客マナーやクオリティということではありません。もちろんそれも大事なのですが、もっと根本的な、お客様を人として迎え入れる振る舞いのことです。

情報発信をした結果、お店に興味を持って来店してくれるお客様が現れることがあります。ソーシャルメディアを通じて来店されるお客様は通常のお客様に比べとても楽しみにして来てくれます。

「Twitterで見ていたあのドリンクはどんな味かな?」

「投稿している人は実際どんな人なのかな?」

こんなありがたいお客様への対応が、素っ気ないものだったらどうでしょう?期待値が高い分、残念な気持ちは大きいでしょう。きっと二度とお店には来てくれません。

そんなことあるの?と思われたかもしれませんが、じつはこれ、けっこうあるんです。

ソーシャルメディアでのお客様からの反応をしっかり共有できていなかったりして、別の人が対応してしまった時などはとくにそうです。

そうでなくてもあなたが思っている以上にお客様は期待をされてきています。おおげさなぐらいな気持ちで迎え入れて差し上げてください。

お客様が期待しているであろう以上のコミュニケーションをしてあげるということです。


3.コミュニティ

情報発信をして、来店されたお客様にしっかりとしたコミュニケーションをとった接客をすれば、きっとそのお客様はあなたのお店をお気に入りのお店として記憶し、リピートしてくれるはずです。

そういう優良なお客様を増やしていけばおのずとあなたのお店はお客様のコミュニティができていきます。そのコミュニティは何ものにも変えられない財産になるのです。


この3つの要素を意識して毎日の業務に取り組むだけで、お店運営は大きく変わり、これからの時代に他のお店から頭ひとつ抜けた存在としてお客様に受け入れらるようになります。


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2013年10月1日火曜日

忙しくてもブログを書いていてよかったと実感した4つのポイント

僕は今、いろんな飲食店さんに対して、ソーシャルメディアの活用方法をアドバイスさせていただいてます。

立ち位置的には外から「わーわー」言う人です。もしかしたら担当の人によっては「細かくてうるさいな〜」とか「実際やってみろよ」とか「現場は大変なんだよ」とか思われているかもしれません。もちろんそれを覚悟で関わらせていただいてます。

でもね、現場を知らない外部の人から言われたらやっぱりちょっとイラッとしてもおかしくないと思います。僕だってきっと逆の立場なら「お前がやってみろよ」なんて思うかもしれません。

ただし、飲食という現場を経験したことがない人だったらです。

僕は実際に飲食の現場で店長を務め、通常の業務をしながらブログを更新し、それを通してお客様のコミュニティをつくりあげ、閉店時に100人以上のお客様が集まってくれるお店にした実積があります。

僕はこの実積があるから自信を持って伝えることが出来ます。僕は決して現場を知らない知識だけのすかした野郎ではありません。そんじょそこらのソーシャルメディアコンサルタントといっしょにしないでほしいです。

現場の大変さや、接客の大切さ、仕込みなどの苦労なども知っています。それを踏まえた上でアドバイスをさせていただいています。もしこれまでこのブログを見て、「工藤さんの言うことは分かるけど、現場はそうはいかないんだよ」ナナメ上から見ていた飲食関係の方は、もうちょっとだけ僕の話に耳を傾けてください。

そんな僕は当時ブログを更新していました。ブログも立派なソーシャルメディアです。今日はブログを書いていてよかった4つのポイントをお伝えします。


1.お客様の記憶に残せる(自分の記憶に残せる)

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実際に来店されたお客様に会員登録をしてもらうことでブログを更新すると、ダイレクトでお客様のケータイにお知らせが届くシステムを導入していました。なので店頭で会員登録を率先して促していました。ブログを更新すれば、通知が届きます。「あ、あのお店の人のブログの通知だ!」といったんお店を離れたお客様にも、訴求することができて覚えてもらえます。さらにブログはコメント昨日があるため、双方向のコミュニケーションツールです。コメントがつけば、コメントをしてくれた人を覚えられ次回来店時にスムーズにコミュニケーションがとれます。

2.反応が見られる

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ブログにはアクセス解析機能がついています。更新した直後からどれだけのその記事が見られているのかがチェックすることができてるので更新して終わりではなく、その後に反応を数字として見ることが出来ます。これはモチベーションを維持する上でも非常に効果的なポイントでした。さらにコメントという形でお客様の直な反応を見ることができるのもメリットです。Facebookにもインサイトという数字を見る機能がついています。

3.お店の外でもコミュニケーションが計れる

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1と通じるところもありますが、通常お客様がお店の外に出たらそのあとはつながることはできません。次の来店をじっくり待つか、街でバッタリ会うなんていう奇跡が起こる程度しか機会はありません。それがブログやソーシャルメディアを使っていれば、ツールを通じて常につながった状態を保てます。Facebookだと投稿に対して「いいね」などの反応をもらえますよね。接触頻度が高ければ親近感をもってもらいやすく、それが来店頻度のアップの可能性にもつながります。

4.キャンペーン時の反応が出やすい

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店舗内で企画イベントをすることがありますよね。「秋のヴォジョレーフェア」や「冬の海鮮祭り」とか。日々の投稿をしっかりしていて、コミュニケーションが出来ていれば、そういったキャンペーンイベントを告知すると、思いがけない反応をもらえたりします。
僕が実際に行なったのはエイプリルフールにかけた企画です。注文時に「店長のうそつき」と言ってくれたら全品90%OFF(ウソ)という企画をブログで更新したところ30人のお客様が来店してくれました。当時の会員は300人ぐらいなので、全体の10%が来店してくれたことになります。これはかなり高い数字です。同じような企画をTwitterやFacebookで行なうことももちろん可能です。


いかがでしたでしょうか?
僕が実際に店頭に入りながらブログを毎日更新していて、やっていてよかったと思った4つのポイントでした。僕は当時ブログを使っていましたが、今のFacebookやTwitterなどさらに近い距離感を演出できるツールがあります。

僕の実体験ですので間違いありません。日々の積み重ねは必ず自分の財産になって返ってきます。

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2013年9月20日金曜日

接客はソーシャルメディアの効果を最大化させる魔法のアクション

ソーシャルメディアはお店に常連のお客様のコミュニティを作っていくことというのをこのブログで、
意気込んでソーシャルメディアを始めた店長が100%失敗する間違った認識

ソーシャルメディア活用で失敗するたったひとつの理由「継続できないこと」。そしてその3つの原因を、このブログでお伝えしました。飲食店がソーシャルメディア運用で結果を出せない たったひとつの理由と3つの原因


今日はある意味、一番重要なことです。


ソーシャルメディアの運用は飲食店も必要不可欠ではありますが、そのソーシャルメディアの運用を活かすか殺すかはお店そのものの接客次第というお話です。

■ソーシャルメディアでつながった人の傾向とは

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例えばTwitterでは効率的にお店に興味がありそうな人とこちらからつながって行くことができます。Facebookは実際に来店したお客様に「いいね」を押してもらうことでネット上でも顔の見えた信頼性のあるつながりを続けていくことが出来ます。さらに友だちの友だちのページから興味を持って「いいね」を押してもらい、自然と関係が始まって行きます。

つながった縁はそれぞれのメディアの日々の投稿を通じて、さらに興味を持っていただいたり、親近感を持っていただけたりします。

ネットを通じて関係をさらに近いものにしていくことが可能になるのです。


■いい意味でお客様の期待を裏切ろう!

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このような傾向を見ると、ソーシャルメディアを通してつながったお客様は、通常の新規のお客様よりも「お店に期待感」を持って来店する傾向にあります。


いつもツイートをしている人はどういう人なんだろう?

実際のお店の雰囲気はどうなんだろう?

写真で紹介されていたあの料理すっごいおいしそうだったから楽しみ!


というように日々の投稿によって、お客様は事前情報を持って来店するので、それが期待感になりワクワクし状態で来店します。

ここで重要になってくるのが「接客」です。

期待感を持って来られるお客様の期待を上回るような接客をすれば、ほぼ間違いなくお店の熱狂的なファンにすることが可能です。

感覚としては通常の接客よりも2割増しを意識してください。

期待感が高いと言うことはぞれだけ求めるものが高いということ。逆を言うとシビアなお客さんでもあると言うことです。

この接客次第ではせっかくのチャンスを失うことにもなります。

「日々の投稿ではとても楽しそうにしていて、好印象をだったのに、実際に来てみた ら なんかすごいつまらなそうに接客をしているな〜」

なんて印象をもたれてしまったらきっと2度とあなたのお店に来ることはないでしょう。

他にも

ソーシャルメディア上では親しげにやりとりをしていて、どんな人か期待して来たのに、誰がその人か分からないし、声がけもなかったなんて最悪ですね。

■お客様の反応をしっかりスタッフ間で共有しよう!

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大事なポイントとしてソーシャルメディア上でのお客様の反応はスタッフ間で共有しておきましょう。ネット上で、日々コミュニケーションがとれている方でしたら、来店しそうな雰囲気というのはある程度把握できます。
来店される前に「明日行きます」などの具体的な投稿が入る場合が多いです。そうでなくての「近々行きます」というようなコメントは入ります。
このような反応をスタッフ間で共有します。年齢や性別はもちろん、どんなやりとりをしてきたのか、どういうタイプのお客様なのかなどもしっかり確認し合いましょう。そうしておくことで、いつ誰が対応しても相手としては自分のことを分かってくれていて気持ちのいい接客と感じてくれるはずです。


■接客はサービス業のすべてのおいて本質です


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店舗でのソーシャルメディアの運用では最終的にはリアルでの接客が大きく影響を与えます。ソーシャルメディア上で生まれたコミュニケーションによって、お店に来てくれた人の心をつかむのはやはり最後はリアルの接客なのです。

接客はサービス業のすべてのおいて本質です。

いくら高級イタリアンのお店で高そうなお料理が運ばれて来ても、それを持ってきたウェイターがテーブルに「ドン!」という音を立てて皿を置いたら、ガッカリしますよね?

逆にどんなに安いファミレスでも、空いているグラスにすぐに気づいて笑顔で注いでくれたらそれだけに印象に残るし、また来てみたいなと思うものです。

接客はソーシャルメディアの効果を最大化させる魔法のアクションです。

みなさんもソーシャルメディアからお客様がご来店されるときは、通常の2割増の接客を意識して業務に取り組んでみてください。

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