飲食店のソーシャルメディア活用において、結果がでないとはどういうことでしょうか?
以前、この記事で失敗する人の間違った認識についてをまとめました。
この考え方を踏まえて、ソーシャルメディアでの成功とはコミュニケーションが生まれ、ファンのコミュニティがつくられていくということです。
その反対が結果がでない、すなわち失敗するという状態です。
ということは
コミュニケーションが生まれず、コミュニティがつくられないことが失敗です。
本題です。
ではコミュニケーションが生まれないたったひとつの理由はなんでしょう?
めちゃくちゃ簡単です!
それは
継続しないこと、継続できないことです。
そりゃそうですよね。
日々の投稿による発信がなければ、そもそもお客さんのところには届くこともありません。届くことがなければなんの反応を得られる訳がありません。
結果が出ない理由は「継続しないこと」です。
では、なぜ多くの人が続けられず、断念してしまうんでしょう?
今日は継続できない人のよくある、3つの原因をご説明します。
1.ネタが見つけられない
僕が実際よく相談されるのは、これです。
「工藤さん、ネタがないんですよね」と言われます。
はっきり言います!ネタなんてお店にはいっぱい溢れています。ネタの宝庫と言っても過言ではないでしょう。ネタがないと思ってしまうのは、日々の業務が繰り返しの「作業」になってしまっているからです。
そんなときはお客様の視点になってお店を見回してみてください。
いつもの清掃作業だって、いつもの仕込みの作業だって、壁にかけられている絵だって、
ユニフォームのこだわりだって、メニューの置き方だって、お客さんからしたら、まったく知らない未知のことです。
いつも当たり前だと思っていることが、じつはお客さんに興味を持ってもらえたり
するきっかけになったりするんです。この「お客様の視点」というのは、なにもソーシャルメディアを使うためだけじゃなく日々の経営にも大切な見方です。その視点磨いて行きましょう。
2.運用するための環境が整っていない
担当者はひとりではないほうがいいです。毎日の通常業務がある上でソーシャルメディアを運用してくとなると決して軽い負担ではありません。理想は2〜3人での体制を整えるのがベストです。この、運用するための環境が整えられず、担当者がひとりでいっぱいいっぱいになって結局なにも前に進まないという状態が続いてしまうのです。環境づくりは非常に大事です。担当者選びや役割を明確にすること。運用の基準など。この基盤ができていないと気持ちよく更新していくことが難しくなってしまいます。そうなると必然的に継続はしていきませんよね。
3.意図を理解していない
本末転倒です。この記事でのまとめています。集客として捉えている場合はこれに当てはまります。しかしよく多いです。「意気込んでソーシャルメディアを使い始めた店長が100%失敗する間違った認識」
運用担当者全員でしっかり「コミュニケーションを計って、コミュニティをつくる」意図を共有していること、これが大前提です。この部分が抜け落ちてしまうと、なんの為にやるのかを見いだせず投稿の手が動いていきません。投稿がただのノルマ的作業になってしまってはダメなんです。そういう投稿はお客様にも見透かされてしまいます。
この3つの原因というのは、どれかひとつだけあっただけでもうまく動いて行きません。運用開始時に環境を整え、意図をしっかり共有し、お客様の視点を落ち合わせることをイメージしてスタートすることが一番です。
この3つの原因をクリアして投稿を継続していってください。
そうすれば確実にそこにはコミュニケーションが生まれ、コミュニティが作られていきます。
コミュニティが作られれば、お店にとっての心強い味方であり財産になっていくのです。
もし、うまく継続できない場合は、上の3つが当てはまらないかチェックしてみてくださいね。
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ソーシャルメディアを活用して、あなたのお店にもお客様のコミュニティをつくろう!
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